ケニア旅行決定版!おすすめ観光・サファリツアー・治安情報あり

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どうもユウイチ(@yuichiho)です!

 今回は、久しぶりの旅記事ですね。

野生動物の王国ケニアについて書きます!!

 「ケニアって治安大丈夫?」
「病気とかある?」
「どんな動物が見れるの?」

 日本から遥か遠いケニア(というかアフリカ全体)に対して、その距離感もあってか今いちどんなところかがイメージできないと思うので、裏話も含めて、色々と紹介します。

動物の王国へようこそ。

ケニア紹介

 

首都:ナイロビ 為替:1シリング約1.08円
人口:約4,435万人。毎年増加。
国土:日本の1.5倍ぐらい。

実質GDP成長率
2014年:5.33%
2015年:5.65%
2016年:5.99%
(出典IMF-World Economic Outlook Database)

東アフリカのゲートウェイ、アフリカビジネスの玄関口を担うケニアには各国から企業が進出・投資しており、アフリカの中で最も経済発展を遂げている国の一つです。

右肩上がり、かつ5%以上を維持し続けていることからケニア経済の存在感の高さをうかがい知ることができますね。 

ビザは必要?

必要です。
ビザ取得が必須となっておりますので、
私の場合は観光だったので、オンラインで一次入国ビザを申請しました。

病気は大丈夫?

 大丈夫かと聞かれれば「大丈夫でした」と答えられます。しっかりと予防接種と薬を飲んでおいたので。

ケニアはWHOの黄熱汚染国に指定されており、黄熱ワクチン接種は必要とのことですので、
黄熱病の予防接種を受けるともらえるイエローカードを携帯しておくことをおすすめします。
*ちなみにイエローカードの提示を求められたことは、アフリカでも南米でも一度もありませんでしたが。

また、蚊を媒介して感染するマラリアの対策として、予防薬を服用することをおすすめします。

私は黄熱病の予防接種を受けて、友人が持ってきたマラリアの予防薬を飲んで対策していました。
友人はナイロビ市内でちょこちょこ蚊にかまれてましたけどね。笑
薬飲んでるから安心して、サンダルかつ長ズボンを履いてなかったので、自業自得やなと笑ってました。
ちなみにケニア人ドライバーさんはマラリアに何回もかかったことあるらしくて、「かかるとめっちゃしんどい」って言うてました。
これを聞いて、「死ぬ病気じゃないから最悪感染しても大丈夫」と腹が括れましたね。

予防接種に関しては以下の記事をご参照ください。

予防接種せずに海外行くの?世界一周・海外渡航者必見!予防接種まとめ

外務省のホームページや病院で必ず確認してくださいね。

1日目:アンボセリ国立公園

ケニア・ナイロビ空港に午前3時50分に到着。
エジプト・カイロから6時間かけて飛行機で移動してきたのですが、機内では全く寝れず。。
「ナイロビ空港は治安が悪い」とネットには出ていたので、多少びびっていましたが、空港内は全く危ない雰囲気はない。むしろめっちゃきれい。

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そもそも朝早すぎて、危ないも何も無いといった感じでしょうか。
空港のゲート外に隣接するコーヒー屋さんを発見。
今回のケニア旅はアフリカで働く友人と一緒に周る予定にしていたので、友人が到着するまでそのコーヒー屋にて待機。
外に一人で出るのはあまりにも危険(というか実態がわからない)なので。
すると、ケニア人の方がちょこちょこ話しかけてくる。
「タクシーは必要ないか」
など英語で色々声をかけてくるが全く危なそうに見えない。

そうこうしている内に、友人と友人が手配してくれたドライバーさんと合流。
友人は私と違い、普通に働いていて、有給を取ってはるばるケニアに来たので、時間に限りがあるため3泊4日の弾丸ツアーを申し込みました。
贅沢ですよね~。
でも別にバックパッカーの旅=安宿に泊まるべきという固定観念がおかしくて、私は旅中ちょこちょこ良いホテル、レストランを利用していました。
じゃないとその国を本質的に理解できないですからね。
旅中にやたらと倹約自慢してくる旅人がたまにいますが、その国の一流を味わえないで旅をするのってもったいないですよね。

運転で5時間かけてアンボセリ国立公園へ移動。

 

キリマンジャロという巨大な山をバックにした動物たちは壮観でした。

一部写真をご紹介します。

 

 

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ちなみにこれらの写真は望遠レンズは一切使っていません。

ノーズームアップです。動物との距離が物凄く近いです。というかもうすぐ側。

 ディナーはビュッフェスタイルで美味しかったです。

女子力がほぼゼロに等しいのでご飯とホテルの写真撮り忘れました。すんません。

その日は疲れて爆睡。

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二日目:マサイマラ国立公園

5時半起きで朝食を食べて、5時間以上車でナイロビに移動。

街並みを見ながらセスナ機が発着する空港に到着。

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ホッピングに酔いながらも1時間半かけてマサイマラ国立公園近くのヘリポートに到着。

 

すぐにホテルにチェックイン。

地平線を見渡せる最高の立地。

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動物たちも肉眼でちょこちょこ見える。
もちろんサービスも一流です。
受付でおしぼりとオレンジジュース渡された時はうれしょんしそうでした。

その後サファリツアー・ゲームドライブに参加。6人乗りの車の中から動物を観察。車の屋根が大きく空いてるので窓越しではなく肉眼で動物たちを確認することができます。
キリン、象、カバ、シマウマ、トピ、ガゼルなどアンボセリよりもめちゃくちゃ近くで動物たちを確認することができました。

こんな感じ。

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麒麟のセクシーバックショット(そういう趣味はありません、たまたま撮れましたw) 

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一番衝撃的だったのは、ライオンの群れが小さいカバ2頭を捕食する光景。

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こんな景色がこの世にあるのかと小さい頃からTVで見てきた世界をこの目に焼き付けることができました。

ただ、この世界観を見せつけられると動物園が楽しくなくなりそうで不安です。

「女の子と動物園に行く」というデートオプションを失いました。

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三日目:マサイマラ国立公園とナイロビ市内

早朝からドライブ。
カバを見ながら

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ビジネスマサイと写真撮りながら外でブレークファースト。

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朝9時からシャンパンを飲むことになろうとは予想だにせず。

昼になり、ヘリポートでナイロビに移動。
今回はノーストップだったのと風がそこまで強くなかったので酔わずに済みました。

そして、ナイロビ市内のクラウンプラザホテルに車で移動。
ホテル綺麗すぎて泣ける。
日本人観光客も何人か見かけましたが、その時ある人と出会う。

三日目:マサイマラ国立公園とナイロビ市内

申し込んだツアー会社の社長さんとホテルのロビーで会いました。

話を聞くと、30年前にケニアにある日本人スワヒリ語学校に一期生として参加。
日本では舞台監督や映像を撮る仕事をしていたそうだが、アフリカの映像を流したいTV局からのオファーに乗り、人気動物番組「どうぶつ奇想天外」の前身である番組「わくわく動物ランド」の映像を撮影していたそうだ。
「わくわく動物ランド」の映像は、「どうぶつ奇想天外」にも使用されていたと聞き、大興奮!!

 

私「どうぶつ奇想天外大好きでずっと見てました!!番組で見る野生の動物が大好きでした!!」

 

社長「そうですか、そう言ってくれると嬉しいです。ところで数あるアフリカの中でなぜケニアに来たんですか?」

 

 私「動物が見たくて来ました。だから、社長さん、あなたのせいです。笑 どうぶつ奇想天外のせいです。笑 責任は社長にありますからね。笑」

 

社長「ワハハハハ」

 

こんな明るい社長さんだが撮影は命がけだったらしい。
一か月サファリにテントを張ってキャンプをして、撮影していたそうだ。
何か外が騒がしいなと、テントを開けて外を見たらそこにはヌーの群れがテントを横切っていて、そのヌー達の群れにライオンが突っ込んで、狩りをする。

そんなことが日常茶飯事だったそうだ。命がいくらあっても足りん。

すごい人がいるもんだ。
東京生まれだそうだが、東京には遊びに行くぐらいがちょうどよいと言っていて完全にケニア生活を謳歌されていた。
海外に住む日本人ってなんでいつもこうおもろいんやろ。

現地で聞いた怖い話

その日の夜は、現地に駐在する日本政府関係者の方々とスーパーへ。
ドライバーさんにスーパーの中の駐車場で下ろしてもらい、中へ。
警備員は銃を構えている。

「街を見渡していてそんなに外は危なくなさそうなんですが、実際治安はどうなんですか?」と聞いてみたところ、


もちろん住むところによる。でも先日日本人駐在員の方で、家の近くのスーパーに立ち寄り、「もう近いから歩いて帰ろうと」車に乗らず、スーパーを出た瞬間、車に拉致られて、身ぐるみはがされ、カードの暗証番号も全てはかせられ、路上に捨てられたという事件があった。幸い命に別状は無かったけどね

 

背筋がゾクッとしました。

やはり経済発展を遂げると、自動的に格差が生まれてしまい、そのような犯罪に手を染める人は少なからず現れる。
まぁ別に日本でもそんな誘拐事件は起こるのですが、日本から遠く離れたこのアフリカの地で命をかけて働いている日本人達がいるんだなと誇りに思えました。

スーパーの中を、このメーカーはどうで、日本のこの食品メーカーの進出がどうで、と説明を受けながら商品を見ていくのがたまらなくおもしろかった。
そして、夜ご飯は、私がどうしても食べたかった日本食。
たらふくご飯とお酒をご馳走になりました。

にしても関係者からの話は本当に知的好奇心をくすぐられる。
事業内容がマクロとミクロ単位であり、日系企業の流れ、世界の動向、などがたくさん話に出てくる。
社会人を経験していなかったら、学生時代の私の頭では、この話が肌感覚で理解できていなかっただろうなと、社会人の世界一周だからこそ得られるメリットを実感しました。

最終日は早朝にナイロビ空港に向かい、3泊4日のケニア弾丸ツアーに終止符を打ちました。

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正直かなりのハードスケジュールだったので、ケニアに行かれる方は1週間は確保しておくべきです。

バックパッカーには費用の観点も含めておすすめできませんが、
休暇を利用して、短期間でケニアを旅する方々の参考になれば幸いです。

ほなまた!

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