2カ国留学経験のある元留学カウンセラー直伝!留学・ワーホリを成功させる3つの考え方

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どうもユウイチ(@yuichiho)です!

私は、大学生の頃にカナダのバンクーバーに留学し、社会人になってからは中国の北京に留学をしました。
また、カナダの留学エージェントにて数か月間インターンをしていた経験があります。

そんな私が自分の体験談も含めて、

「留学・ワーホリを失敗しないために意識すべき3つのこと」

をお伝えします。

これから留学・ワーホリしようと考えている人
現在進行形で留学・ワーホリしている人
子供に留学させようとしている人
留学を成功させたい人

そんな方々に私の経験が少しでも役に立てば幸いです。

筆者の留学体験談

1回目の留学 カナダ・バンクーバー 

カナダのバンクーバーにあるUBCという大学に留学をしました。

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結論から言うと、

大学のプログラムで大勢の日本人に囲まれながら過ごしたカナダ留学でした。

元々思い描いていた「外国人の友人をたくさん作って、英語ペラペラになる」という浅はかな理想とは程遠い結果に終わってしまいました。

留学前の語学力は、「読み書きはある程度できるが、スピーキングとリスニングが全くできない」という日本人の典型的な受験英語レベル。

現地で授業を受けて、単位を取って、その単位を日本の大学で変換するという留学プログラムだったので、授業はちゃんと出席しないと受験英語レベルの実力では留年もありえる。

もちろん語学力は飛躍的には伸びませんでした。

今思えば、もっとこうしておけばよかったと具体的なアイディアが浮かぶのですが、当時初めての海外長期滞在で20歳という若さもあり、環境に甘えてしまいました。

自分なりにあがいてみたもののなかなか結果が出ずに挫折しましたね。

そう、現地に行けば何とかならなかったんです。

もちろん、この留学がきっかけである程度語学力がつき、大学卒業後にはグローバル企業のマーケティング部門で働くことができたし、一生続くであろう友人も作ることができたし、ある程度満足している部分もありますが、今でも不完全燃焼だったカナダの留学生活に少し後悔の念を覚えています。

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2回目の留学 中国・北京

カナダ留学のおかげもあって、グローバルに働きたいと考えるようになり、大手メーカーの海外マーケティング部門に入社することができました。
そして、入社3年目の夏に北京に「留学と駐在」をしました。
「留学と駐在」と書いたのには理由があって、

午前は北京語言大学にて中国語の勉強、

午後は中国超大手企業にて仕事、

という生活を送っていたからです。

ちなみに同じ大学に通っていた日本人の企業の方々は、丸一日中国語の勉強にあてて、仕事は全くしないのがほとんどでしたね。

 

カナダ時代の苦い経験を二度と味わうまいと、積極的に中国人と絡むようにしていました。
クラスには日本人が一人か二人しかいなかったことも依存しなくて済みました。

まったく中国語を勉強したことのなかった私がたった3か月でHSK4級を獲得し、中国語でプロジェクトの市場調査をできるまでに成長することができました。

カナダの経験がようやく実になりました。

ちなみにこの当時2012年は反日デモ真っ只中だったので、自分が日本人であることを強く意識しましたね。

留学エージェントでインターンをしていた経験についてはまた別記事で述べたいと思いますが、多くの学生と話をすることができて、留学する人の傾向をつかむことができました。 

留学・ワーホリを失敗しないために意識すべき3つのこと

 ①何のために留学するのか、その意味をとことん考える

そもそも何のために留学・ワーホリをしますか?

「一度憧れの海外生活をしてみたかった。」
「英語を話せるようになりたい。」

という方が多いのではないでしょうか?

私は、その理由を否定しません。
だって、それがやりたいことなんですから。
ただ、ひとつだけアドバイスというか質問を投げかけるとすると、

本当にそれでいいですか?

それがやりたいことですか?

「憧れの海外生活」なんて一旦住み始めたらただの「日常」になるので、すぐ飽きが来ます。
「英語を話せるようになりたい」は、ざっくりし過ぎです。
ネイティブレベルまで引き上げたいのか、ビジネスレベルで使えるようになりたいのか、現地の人とさらっと会話できるようになりたいのか、映画を字幕無しで楽しむことができればよいのか、海外旅行に困らないレベルで良いのか。
もっと「何のために」を掘り下げることをお勧めします。
そこを掘り下げれば、わざわざ高いお金を払って、留学に行く必要はないかもしれません。
日本でオンライン英会話やってる方がよっぽどコストは押さえられます。
脱線が許されない日本社会において、会社を辞める必要もありません。

「何がしたいのかわからない」と悩む現地に留学している人たちをごまんと見て来ました。

今一度、留学するその意味を深く考えてみて下さい。

 ②環境を整える

人間は環境に左右される生き物と言われています。
どれだけ高尚な目標を掲げたとしてもそれが実現できない環境にその身を置いていれば達成は不可能です。

甲子園に行きたいならレベルの高い強豪校に行って、設備の整った環境で実力に磨きをかけないといけません。
ダラダラ過ごすクラスメイトと一緒にいると、自分もだらけます。
瓶の中に入れられたノミは、一度蓋をされるとその高さしか飛べなくなります。

自分一人で頑張れる人はそうはいないというのが実体験も含めて、実情だと理解しています。
「私は一人でも大丈夫」という方にはこのパートは読む必要はありません。
ただ、そうやって、
「一人でもしっかり英語を学習できる、周りに日本人がいても日本語で会話せずにやっていく、そんな日本人とはつるまない」
と言っている人が数か月後に日本人コミュニティにどっぷりつかっている姿を飽きるほど目にしています。

人間は弱い生き物です。

仲の良かった友人や家族から離れて単身海外に出て、言葉もろくにしゃべれない中、突如現れる同世代の同じ日本人達に囲まれ、安心する。

気づけば連絡先を交換して、次会う約束をし始めて、、、、このループにハマる人はめちゃめちゃ多いです。

実際、自分も日本人だらけの環境で英語を勉強していた時は周りに流されてしまい、思うような結果が得られませんでした。

その代わり中国に行った時は、積極的に現地の人と絡み、中国語を話さないといけない環境を作り出し、自分でも驚くほどの語学力を獲得できました。

今日本人だらけの環境で伸び悩んでいる人がいるなら変化を起こしてください。
ボランティアに行く、新しいバイトを始める、meet upでおもしろそうなイベントに参加するなど何でもやり方はあります。

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英語と中国語を話す筆者が実践している、オススメの語学勉強法〜アプリ編〜

 ③時間を無駄遣いしない

海外留学をする人は、たいていの場合、滞在期間に限りがあります。
ざっとこのようなケースが多いのではないでしょうか。

・MBA取得のために会社を休職、運が良ければ会社から金額補助
・大学の交換留学プログラムで半年~一年参加し、日本に帰国してまた学生生活をスタート
・大学を休学、もしくは仕事を退職してワーホリビザで渡航。1年したら帰国。

時間は有限です。
一日一日を大切にしなければなりません。

「時間が大切なのはわかってるけど、また海外に来れるやろうし、時間がどうなんて考えるのが面倒くさい」

そう考える人に言います。

今病気になったらどうしますか?
家族が病気になったら留学できますか?
帰国して、パートナーができて、彼女が妊娠・もしくはご自身が妊娠して、再び海外渡航できますか?

メキシコ人の友人は父親に不幸があり、残りのビザ期間を消化できぬまま、泣きながら母国に帰っていきました。
日本の友人は自分の置かれている状況もあって、俺は海外にはもう行けないと悲しい目で言っていました。

もう二度と長期で海外に行くチャンスはないかもしれません。
自分の目的に向かって突き進むべきです。
空気なんて読まなくて良い。
無駄な時間を減らす努力をしましょう。
日本人と話すなとは言いません。
ストレス解消は必要だし、母国語で話せる安心感は何事にも代えがたいです。
ただ、バランスは必要です。

授業が終わって、日本人同士で集まって、どっか観光行って、カフェに行って、みんなで課題やって、ダラダラ過ごす。
バイト先の日系レストランの仲間とつるみ、最低賃金で働かされ、英語が最初の3か月から全く伸びないまま帰国を迎える、そんなパターンはもうやめましょう。

何のために高いお金を払って留学したのか。

いや、お金よりも何よりもあなたの時間がもったいない。
明日自分の身に何が起きるかわからないこの世界で時間は何よりも重要です。
命=時間ととらえて下さい。
人間いつかは死にます。
どうせ死ぬなら後悔しないようにしましょう。

留学の目的を熟考し、その目的に見合った環境を整え、時間を無駄にせず、一日を大切に過ごす。
留学だけにとどまらない内容になりましたが、誰もができるものではなく、何度もできるものでもない留学においては特に今回挙げた3点を意識して最高の留学生活にして欲しいなと思います。

もやもやしている暇があれば行動に移しましょう。

とはいえ、どうしたらいいのかわからないという方、いつでもお問合せフォームからご相談下さい。

ほなまた!!

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