ジョホールバルで出会った!自由を謳歌するマレーシア人の意外過ぎる働き方
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どうもユウイチ(@yuichiho)です!
マレーシアのジョホールバルと聞くと何を連想しますか?
サッカー日本代表がフランスW杯行きを決めた「ジョホールバルの歓喜」ですかね。
海外教育に関心のある方は母子留学も思い浮かんだのではないでしょうか。
あと投資に興味のある方は不動産とかね。現在ジョホール州では大規模な国家開発プロジェクトが進行中です。
世界一周中、そんな移住先としても人気のマレーシアにて超自由人のマレーシア人と出会いました。
今回は、そんな海外の自由人の生き方・働き方をレポートします!
ジョホールバルってどこ?
まずはマレーシアの説明から。
人口:約3,200万人。毎年50万人ほど増加。
首都:KL(クアラルンプール)
為替:1リンギット26.17円(2017/01/09)
実質GDP成長率
2013年:4.69%
2014年:6.01%
2015年:4.97%
2016年:4.30%
(出典IMF-World Economic Outlook Database)
ジョホールバルは、マレー半島の最南端にある都市です。
シンガポールとは橋でつながっていて、むちゃくちゃ近いんです。
バスや車で国境越え出来ます。手続きも超簡単。
そんなジョホールバルは現在、イスカンダル計画により大開発中です。
イスカンダル計画とは、2006年からジョホール州南部で進行中の国家開発プロジェクトの名称。
開発の対象面積はシンガポールの約3倍、東京都と同程度。
対象地域の住人を2012年時点170万人から2025年までに300万人を目指す。
シンガポールとの親和性、経済連携をますます強化させて、東南アジアにおける確固たる地位を築こうという狙いです。
実際、建設中のビルがあらゆるところにありました。
そんな開発地域に住む人の暮らしが知りたくて、カウチサーフィンを利用しました。
カウチサーフィンとは?
カウチサーフィンとは、
世界のあらゆる地域にて、無料で泊めてくれる人を見つけることのできるサービスです。
ざっくり説明すると、
まずはFacebookのように自分のプロフィールや居住地を登録します。
すると世界中の旅人が
「今度〇月○日~〇日まで大阪に行くから泊めて~」
とリクエストを送ってきます。
その人のプロフィールをチェックして、
スケジュール的にも問題なければリクエストを承認、
旅人が泊まりに来るという流れです。
何ともありがたいことに宿泊費は無料。
お金を節約したいバックパッカーや旅行者にとってはこれ以上ないサービスです。
詳細はカウチサーフィンのサイトをご覧ください▼
Meet and Stay with Locals All Over the World | Couchsurfing
早速カウチを開き、リクエストを送ると、泊まっていいよとある方から連絡が来ました。
そのエリアに住むヒラリーさんの家にカウチサーフィンを利用して泊めてもらいました。
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泊めてくれたマレーシア人はどんな人?
ヒラリーさん。30歳の中国系マレーシア男子。
写真上がヒラリー。下が私。
「ヒラリーやのに男性かい」というツッコミは置いておきましょう。
父母妹の4人家族、家族はシンガポール在住。
基本ジョホールバルの家に住んでいるが、シンガポールの仕事が遅くなった時は家族の住む家に泊まる生活。
マレー語、英語、中国語を操る。中華系マレーシア人は基本3言語話せます。
「どの言語でも本当の本当の本当の気持ちを表現できるもんなん?」と聞くと、「できるよ」とあっさり。こんにゃろう。
趣味は旅行。最近はトルコや中東を周ったそうで、次回はモロッコに行くようだ。
カウチサーフィンのホストをやっている理由は世界中の旅行者に出会うことがおもしろいかららしい。
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お宅潜入捜査
ヒラリーの家は、ジョホール州最南端にある落ち着いたベイエリア。
JBセントラル駅やCity Squareというジョホールバルの中心オブ中心から歩いて15分。JBセントラル駅からシンガポールにすぐ上陸できます。
周辺にはコンビニはもちろん、激安で食べられる屋台が並ぶ。しかも海沿いなので新鮮な海の幸が食べられます。
安い屋台だけちゃいまっせ。
どうやら近くにジョホールバルのプリンスが住んでいるようで、パーティのできるような高級店もあります。危険なにおいが一切しない住宅街です。
肝心のお宅がこちら。
10階建てのこのコンドミニアムは正面に警備室があります。
中にはカードが無いと入れません。
エレベーターを上がるにもカードが必要。セキュリティばっちりですね。
駐車場は2フロア。
駐車場所は決まっておらず自由に止められます。アジアではよくありますよね。
もちろんプールとジムも完備。ジムの正面には卓球台もありました。
部屋の間取りはバスルーム(トイレ付)が2つあり、8畳程度の個室が2部屋ありました。
こちらがリビング。暗くて見にくいぞこら。という声は重々承知しています。
この記事を書くつもりなかったのでちゃんと撮っていませんでした。
かたじけない。
私が寝た部屋は、ダブルベッドサイズのマットレスにシャワーとトイレ付き。
肝心の物件のお値段はというと、ヒラリーは元々不動産関係の仕事をしていた関係で、コネクションを利用して破格で購入できたようです。
具体的な数字は申し上げられませんが、ざっくり1千万円以下です。
鬼安い。。こんなええとこで。。コネクション半端ないって!!
超自由人の仕事とは?
以前はシンガポールにて建築関係のマーケティング職に就いていたヒラリーさんですが、
もっと自由に人生を謳歌したかった。前の仕事は働いてばっかりでプレッシャーもすごくて相当疲弊していた。
とその仕事を半年前に退職しました。
じゃあ今は何をしているのか。
これがまたね~個性的でおもろいんですよ。
自分の選択で生きていく人のライフスタイルに興味しかない私にとって勉強になりました。
彼の収入比率をいきなり紹介すると、
ドライバー:セールス:ポーカー=5:3:2
という内訳。
そう、3つの収入源です。
ぽぽぽぽぽぽぽポーカー!?
と、ポーカーに食いついている人が多いと思いますが順を追って説明します。
ひとつひとつ見ていきましょう。
1.ドライバー業
マレーシアからシンガポールに行きたい顧客を連れて行き、シンガポールからマレーシアに連れて帰るというシンプルな仕事です。
彼のサービスを利用する人は、企業の社長、出張のビジネスマン、サッカー選手、お買い物したい奥様方などなど多岐にわたるそうです。
彼の乗る車は漆黒のプジョー。
乗り心地最高。
ある程度収入があり、このような高級車に乗って移動したいリッチな方に焦点を当てています。
車の中にあるティッシュでさへプレミアムでした。
試しに鼻をかませてもらいましたがしっとりしているような気はしました。
完全に個人でやっています。有名人もたまに乗せているそう。
2.セールス業
これはマレーシアで買った商品をシンガポールで売るというこれまた単純な仕事です。
なぜこれが成り立つのか。
シンガポールの物価が異常に高いからです。
マレーシア人の感覚では、シンガポールの物価はマレーの3倍。
マレーシアで商品を購入して、ある程度マージンを乗せて売ったとしてもシンガポール人からしたら安い!!
何を売っているの?と聞くと、
カメラなど高級品は一回購入して終わり。一発でお客さんとの縁が切れる可能性がある。だから日用品を販売している。特に赤ちゃんのための商品をね。
これも個人レベルでやっています。
3.ポーカー
ポーカー?何じゃそりゃと最初は思いました。
どうやらシンガポールで2か月に一回ほど大きなトーナメントがあるそうで、そこに参加して賞金稼ぎをしているそうだ。
大学時代に暇すぎて友達とポーカーをしていたらいつも自分が勝っていて、トーナメントに出るようになって、気づけば稼げるようになっていたらしい。
『好きを仕事に』とはこのことですね。
三つともシンガポールとジョホールバルという立地がなせる業です。
おもろいな~こんな働き方があるなんて。
ちなみにカジノでは勝負をしないのかと聞くと、
「ポーカーは一対一。カジノはディーラーが必ず勝つようになっているからあまりにも分が悪い」らしい。
そんなマレーシア人と過ごした三日間
ヒラリーさん目線で三日間を振り返りましょう!!
一日目
15:00~17:00 ユウイチをピックアップ、話す
17:00~23:00 ドライバー業
23:00~24:00 帰宅、風呂
二日目
24:00~6:00 ポーカーオンライン対戦ゲーム
6:00~14:00 就寝
15:00~18:00 ユウイチと昼食+遊ぶ
18:00~21:00 ポーカーオンライン対戦ゲーム
21:00~22:00 ユウイチと夕食
22:00~01:00 ポーカーオンライン対戦ゲーム
24:00 就寝
三日目
10:00~ ドライバー業
15:00~ ユウイチとお別れの挨拶
どんだけポーカーやっとんねん!!
好きだから飽きないそうです。好きって最強。
好きなことをとことん磨き続けておりました。
ただ、時折、パソコンのマウスの効きが悪くて、マウスをカッ!!カッ!!とテーブルに叩くのだけはヒステリックを起こしたみたいで怖いからやめてほしい。笑
にしても自由な時間が多い。
僕をあちこち連れまわすぐらい時間的、精神的、金銭的余裕がありました。
自分でも認めるほどレイジーな彼でしたが、車もこの部屋も自分で購入したそうです。
絶賛彼女募集中のようですのでジョホールバルでセレブ生活を送りたい方は私までご連絡ください。
ほなまた!!
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